コラム:九十九里産のハマグリについて
留蔵が厳選して使用している九十九里産のハマグリの特長についてご紹介します。
1. 九十九里浜ハマグリの概要
九十九里浜で採れる天然ハマグリ「汀線ハマグリ」は、古代から人々に愛されてきた海産物です。
千葉県には貝塚が多く、世界最大級の貝塚である加曽利貝塚では、発掘される貝類の8割が汀線ハマグリです。
これは縄文時代から九十九里の海が豊かで貝がよく採れていたことを示しています。
その海の恵みが縄文時代から現代まで食卓を彩ってきました。
2. 名称の由来
「汀線」とは海洋用語で波打ち際を意味し、汀線ハマグリは波打ち際で力強く生きるハマグリです。
3. 生育環境と形態
汀線ハマグリは砂浜で育ち、砂やカニが入っていることもあります。これは、自然の中でたくましく育った証です。
一方、内湾で育てられたハマグリは、波や砂の影響を大きく受けないため、ボコボコとした表面となります。
しかし、九十九里浜のハマグリは自然の厳しさの中で磨かれた美しい貝殻を持ち、その味わいは格別です。
Q : みなさまは見分けがつきますか?(^-^)


A : わかりましたか?(^-^)
A = 九十九里浜で育ったハマグリ
B = シナハマグリ(中国・朝鮮産)